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09なでしこリーグ高槻対浦和に行ってみた

 ちょっと前になりますが、11日にプレナスなでしこリーグディビジョン1のFC高槻対浦和レッズレディースの試合に行って来ました。首位を走る浦和レッズレディースはこの第18節で勝利し、2位の日テレ・ベレーザが引き分けたため優勝が決定。3試合を残しての優勝となりました。
 試合内容は浦和レッズレディースが攻め、FC高槻が守るという展開。FC高槻は守備面でよく頑張っていましたが、徐々に浦和レッズレディースの攻撃を交わすことができなくなり3-0という結果で終りました。
 あまり女子サッカーを見る機会はないのですが、たまに見て思うこと。代表の試合を見ると、もちろん男子同様にブラジルのようなテクニック系のチームもあるのですが、女子はどうもパワー系のチームの方が目に留まりません? パワーを発揮するにはやはり体格がモノを言います。そして世界の女子サッカーを見ると、縦の大きさというよりも横の大きさに目が留まったりします。
 どうしても日本人の女子では、欧米の選手と比較して体格的に劣ります。そうした差を補うために日本の女子は僕が見た限りですが、テクニック面で対抗しているように感じます。そして女子サッカーの世界で、なでしこは確固たる地位を築いている。言うまでもないけどチームには、これだという特徴があった方が世界と対抗し易くなります。
 だから男子サッカーでも、これが日本のサッカーだという特徴を出せば良いわけね。日本男子サッカーの特徴とはどういったところなのか。日本サッカーは遠い地球の反対に位置するブラジルとの関わりが比較的強く(創世記のころはドイツなのだろうけど)、そうしてこれまで日本のサッカーに触れたブラジル人選手は、日本のサッカーの良いところとしてよくふたつのことを挙げます。
 ひとつ目はチームの技術的なことではありませんが、サポーターのマナーの良さです。これ、僕も同感。つまらない試合をしたら、応援しているチームにさえ強烈なブーイングを浴びせたり、ときに暴動も起こすブラジル人サポーターと比較すれば、ブラジル人選手や指導者が日本のサポーターのマナーを褒めるのは分かります。
 そしてふたつ目がスピードね。これは『ウッソー』って感じ。まったくのお世辞だと思う。なぜならサッカーで言うところのスピードは瞬間的なキレでしょう。相手を交わすテクニックやパワーに状況判断の早さのことでしょう。そうした技術から生まれるのがサッカーのスピード。そして日本人のプレースピードは、ブラジル人が褒めるほどのものがあるのかというと、そうでもないと思う。竹やぶのような守備綱を鋭利な刃物でスパッ、スパッと切り開いては颯爽と突破するようなブラジル人のキレのあるプレーを、同じように多くの日本人選手たちができているかと言えば、やはりちょっと難しいよね。
 で、そのスピードのことを考えてみた。ついこの前までエジプトで開催されていたU-20ワールドカップのこと。準々決勝のU-20ブラジル対U-20ドイツをテレビで見た知り合いの方の話です。
 U-20ブラジルは0-1でリードを許したまま終盤を迎えているのに、まったく慌てていなかったとのことでした。サッカーはゴールまでの一連のプレーは早ければ10秒、いや5秒で決められるスポーツ。ゴールはワンチャンスでマークできるとブラジルの選手たちは自分自身に言い聞かせているんだろうね。そしてどんなに追い込まれても、慌ててはダメだとも分かっているのでしょう。だからプレー時間が少なくなっても、じっくりと戦況を把握し(じっくりと言っても別にのんびりしているわけではない)、チャンスを待って、そのチャンスが見えたとき、高い確立で得点へと繋げられるのでしょう。
 こうしたプレーは選手たちに高い技術が備わっていて、さらに自分たちのサッカーに対して絶対的な自信を持っているからこそできる成せる技なのでしょう。そして劣勢となったときの日本には、良い意味での落ち着きをなかなか見ることができないでしょう。Jのトップレベルにあるいくつかのクラブには押すところは押す、退くところは退くというサッカーをできるときもあるけど、そうした強弱を付けて戦えるチームは、代表を含めて日本には少ないのが現状です。余裕があるときはできるけど、劣勢となったときはなかなかできない。まあ、苦しい状況でも慌てないで戦えるというのは、相当にレベルが高いチームなんだろうけど。
 で、プレーに変化が乏しく、ときに一辺倒になりがちで、工夫や余裕に欠けたりもする日本のサッカーを、ブラジル人が表現しようとすると、的確な状況説明をするのが難しいから、前向きな姿勢というとこでスピードがあるとしているのかもしれない。ブラジル人選手が日本サッカーのスピードに戸惑うというのは、この一辺倒のリズムに戸惑うということなのかな。そしてこうした戦い方は、日本の特徴と成り得るかもしれないサッカー本来のスピードとは明らかに違う。
 で、男子サッカーの世界ではテクニック、パワー、戦術などでそれぞれの特徴を出そうとしても、既にそれぞれの分野でハイレベルのチームが存在している。医学の発達に情報化社会となった現代では、新たな特徴を作り出すということも可能性としては低い。やはり日本独自のサッカーを見出すということは、そんなに簡単なことではないんだね。
 それでも日本には、これが日本のサッカーというサッカーを見せてもらいたい。世界の舞台でそうしたサッカーを見てみたいよねぇ。

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