So-net無料ブログ作成
検索選択
前の1件 | -

17ヨーロッパに行ってみたその2

 話は前回からの続きです。世界的にトップレベルに位置するリーグのクラブでも、「おおっ、やるね」と思えるプレーは少ないという話。いや、ね。お前たちのプレーを阻止してやると意気込む敵がいるなかでは、ボールを受けて2本、3本とパスが繋がり、ゴール前まで行くというのはなかなかないのよね。そして、相手の長所を消し合う混戦の展開に、ほとんどの選手が埋没し、個性を発揮することが難しくなっている。
 しかし、世界のサッカークラブの数から比べたら、もう本当に僅かだけど、例外のチーム、選手がいます。そのひとつがFCバルセロナであり、パリ・サンジェルマンです。
 FCバルセロナをホームに迎え、4-0の完勝を飾ったパリ・サンジェルマンの勝因は守備力にあったと言えます。
 試合前、そんなに撒くのってくらい放水をガンガンやって、ピッチをスリッピーにしていました。おそらく、これがレベルの高くないチームの選手なら、滑るピッチに足を取られて上手くプレーできないかもしれない。しかし、世界最高峰の選手たちはこのピッチを活かし、スピードあるプレーを表現しちゃうのよね。
 なにがすごいって、パリ・サンジェルマンの二重、三重の守備ね。テクニックに自信を持つFCバルセロナの選手がボールを持つと、ものすごい勢いでプレッシャーをかけにいっていた。
 この試合、FCバルセロナは攻撃の発火点をネイマールが担い、ルイス・スアレスとリオネル・メッシはゴール前で運び込まれるボールを待っている感じでした。ふたりはゴール前で勝負するという意識が強かったせいか、ボールを持つとスペースのない場面でパリ・サンジェルマン守備陣と対峙することが多く、跳ね返される場面が目立ち、良いプレーは見せられなかったね。
 で、パリ・サンジェルマンのボールを奪い返してからの攻撃に転じてからのスピードがすごい。この前掛かりになっているFCバルセロナの攻撃をしっかりと防ぎ、そこから一気の攻撃で仕留めるスタイルのリズムは、見ていてかなり良かったです。ホームながらボールをFCバルセロナに持たれているんだけど、決して劣勢という印象は受けない。むしろ術中に嵌めているという策士の雰囲気がチーム全体から放たれていたよ。監督のウナイ・エメリってすげーんだな。
 4点を奪ったゴールのなかで僕が『おっ』と思ったのがアンヘル・ディ・マリアの2点目ね。ドリブルで仕掛け、コースを狙って放ったシュートなんたけど、シュートを打つ前に一瞬、ゴールを見たもんね(だから決められる。だから吹かさない)。カメラのファィンダーを通して、それが分かったもん。あの相手のプレッシャーを受けるなかでゴールの位置を確認する技術ってすごいと思う。
 と、いうわけでピッチのなかで個性を発揮できる選手って本当に稀で、そうした選手は本当に高い技術を持っているんだということを実感した試合でした。
 話はまだ続きます。それは次回に。

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:スポーツ
前の1件 | -
メッセージを送る